滝川で模型の作品展 建物など細部も表現

建物を再現した模型の「ドールハウス」や船などの模型を集めて展示する催しが滝川市で開かれています。

この催しは滝川市美術自然史館で開かれ、「ドールハウス」をはじめ、乗り物やロボットなどさまざまな模型が展示されています。
滝川市の杉山武司さんの作品は、1970年代のアメリカの自動車整備工場やカフェを再現し、建物の中にある車をはじめ、屋根のさび具合や壁の汚れなど細部も表現することで当時の雰囲気を感じさせる作りになっています。
また、稚内市の平野奨繁さんの作品は、船を2隻並べ、実物の72分の1の大きさで帆がはられた船を表現したほか、船上には戦う海賊を配置するなど、こだわりの作りになっています。
会場には鉄道模型やジオラマも置かれ、訪れた子どもたちがトンネルから出てくる列車などを近くで見て楽しんでいました。
会場を訪れた30代の女性は「ドールハウスはどれもリアルに作られていて、以前に見た車の映画の世界観に似ていると思います」と話していました。
滝川市美術自然史館の茶木哲也館長は「大人から子どもまで、模型の魅力に触れていただきたい」と話していました。
この展示会は滝川市美術自然史館で8月25日まで開かれています。