札幌と帯広で交通死亡事故相次ぐ 高齢の男性2人死亡

道内では29日交通死亡事故が相次ぎ、札幌市と帯広市で高齢の男性2人が亡くなりました。

29日午前9時ごろ、帯広市西22条南2丁目の片側1車線の市道で、近くに住む吉田庄作さん(87)が道路を歩いて渡っていた際に乗用車にはねられて死亡しました。
警察は車を運転していた三浦悠介容疑者(24)を過失運転傷害の疑いでその場で逮捕しました。
警察によりますと現場は信号機や横断歩道のない道路で、調べに対して「前をよく見ずに運転していて起こした事故です」と容疑を認めているということです。
また29日午前3時半すぎには札幌市南区川沿4条2丁目の国道230号線で、南区南沢に住む長谷部勝敏さん(69)が自転車で走っていたところ、乗用車に後ろから衝突されて死亡しました。
警察は車を運転していた会社員の澤田永吉容疑者(30)を過失運転傷害の疑いでその場で逮捕しました。
会社員は容疑を認めているということです。
警察は当時の状況や事故の原因を詳しく調べています。