道東で相次ぐ交通死亡事故受け 道東道PAで交通安全呼びかけ

今月、高速道路での事故で2人が死亡するなど道東で交通死亡事故が相次いでいることを受けて、十勝の浦幌町のパーキングエリアで緊急にドライバーへの注意の呼びかけが行われました。

この呼びかけは道警釧路方面本部などが29日、道東自動車道の上浦幌パーキングエリアで行い、8人の警察官がドライバーに「安全運転でお願いします」と声をかけながら、スピードを出しすぎないことや長距離ドライブの際にはこまめに休憩を取ることを呼びかけるチラシを渡していました。
道東自動車道では、今月23日、釧路市内で車どうしが正面衝突する事故があり、男女2人が死亡しています。
この事故を含めて、ことし道警釧路方面本部の管内では28日までにあわせて6人が交通事故で亡くなり、去年の同じ時期に比べて3人増えているということです。
釧路方面本部交通課の池田耕平次席は「これから道東方面はツーリングやドライブに絶好の時期になる。悲惨な交通事故を防ぐため、スピードダウンやこまめに休憩をとることを心がけてほしい」と話していました。