釧路と姉妹都市の鳥取が交流会 互いの伝統芸能披露

釧路市に姉妹都市の鳥取市などから市役所の職員や観光関係者が訪れ、交流会が開かれました。

釧路市と鳥取市は、明治時代に鳥取藩の士族が今の釧路市鳥取地区に移住したことをきっかけに61年前に姉妹都市となりました。
27日、釧路市の「釧路フィッシャーマンズワーフMOO」では釧路市と鳥取県から行政の担当者や観光関係者などおよそ30人が参加して交流会が開かれました。
最初に「交流を通して一層釧路市との絆が強まることを期待している」という鳥取市の深澤市長のメッセージが読み上げられました。
そして鳥取県の伝統芸能「因幡の傘踊り」が披露され、鈴の音を響かせながら色鮮やかな傘を回す迫力のある踊りに会場からは拍手が送られました。
続いて、釧路市の「釧路鳥取傘踊保存会」も伝承されてきた踊りを披露し、互いの文化のつながりを示していました。
釧路市総合政策部の菅野隆博部長は「釧路市には鳥取にのっとる地名がたくさんある。人と人とのつながりのうえで文化があると思うので、いろいろな面で交流を深めていきたい」と話していました。