当麻町でキュウリの収穫作業が本格化 “夏バテ防止に食べて”

年間3000トンを生産する道内一のキュウリの産地、上川の当麻町で収穫作業が本格化しています。

当麻町は、大雪山系の豊かな水を含んだ肥沃な土壌をいかしたキュウリの栽培が盛んで、およそ45軒の農家が年間およそ3000トンを生産する道内一の産地です。
収穫作業は毎年この時期に本格化し、齋田浩二さんの農業用ハウスでは、28日午前5時ごろから作業が行われました。
齋田さんは、長さ20センチ以上に育った青々としたキュウリを1本ずつ丁寧にもぎ取っていました。
齋田さんによりますと、2024年は例年よりも日照時間が短く、この時期としては収量が少ないものの、天候の回復を受け、今後、徐々に増えていく見込みだということです。
齋田さんは「パリッとしたみずみずしい食感で、みそとマヨネーズにつけて食べるとおいしいです。夏バテ予防にたくさん食べてほしいです」と話していました。
当麻町でのキュウリの収穫は10月下旬まで続き、主に道内や関西に出荷されるということです。