苫小牧 郊外でクマのような動物目撃 近くの学校は見守り活動

26日夕方、苫小牧市の郊外でクマのような動物が目撃されたことを受け、近くの学校では27日朝、保護者による送迎や、警察や教職員らの見守り活動が行われました。

26日午後5時前、苫小牧市植苗にある「植苗小中学校」から西におよそ200メートル離れた森林で、クマのような動物を見たと自転車で通行していた人から警察に通報がありました。
目撃情報を受けて、27日朝、警察が現場周辺でパトロールを行ったほか、学校では保護者が子どもを車で送迎したり、教職員が見守りをしたりしていました。
子どもを送りに来た保護者は、「道内各地でクマの目撃の話は聞いていたがいざ自分のところで起きると不安だ。子どもたちは外で遊ぶことも多いので、早くおさまってほしい」と話していました。
苫小牧市によりますと、市内では、先月28日以降、クマやクマのような動物の目撃情報が18件寄せられていて、このうち、8件が植苗地区だということで警察などとともに住民に注意を呼びかけています。