自民党 堀井学議員 次の衆議院選挙に立候補しない意向固める

自民党の派閥の政治資金パーティーをめぐる問題で2000万円あまりを収支報告書に記載していなかった堀井学衆議院議員は政治不信を招いた責任を取りたいなどとして次の衆議院選挙に立候補しない意向を固めました。25日にも記者会見を開き、正式に表明する方針です。

自民党の堀井学衆議院議員は、おととしまでの5年間に派閥から2196万円のキックバックを受けたにもかかわらず政治資金収支報告書に記載していなかったことが明らかになり、内閣府副大臣を辞任したほか党の役職を1年間停止する処分を受けています。
これを受けて堀井氏は政治不信を招いた責任を取りたいなどとして、次の衆議院選挙に立候補しない意向を固めました。
25日にも記者会見を開き、正式に表明する方針です。
堀井氏をめぐっては事務所の相次ぐ閉鎖やSNSでの発信を重視する姿勢に批判的な声もあがっていて、党の地元支部は今月29日の総会までに進退などを判断するよう求めていました。
堀井氏は衆議院比例代表北海道ブロック選出の当選4回で52歳。
スピードスケートの選手として1994年のリレハンメルオリンピックで銅メダルを獲得したあと、道議会議員を経て、2012年の衆議院選挙で初当選し、外務政務官や内閣府副大臣などを務めました。