帯広 パトカーが追突3台絡む事故 赤ちゃん含む4人搬送

20日、帯広市の市道で信号待ちをしていた車にパトカーが追突する事故があり、さらに前方で止まっていた路線バスも巻き込まれました。この玉突き事故で、車に乗っていた赤ちゃんを含む4人が病院に運ばれました。

20日午前10時ごろ、帯広市白樺16条西2丁目の市道で、赤信号で止まっていた乗用車にパトカーが追突しました。
衝突のはずみで、乗用車は前にいた路線バスにぶつかり、3台が絡む玉突き事故になりました。
警察によりますと、この事故で乗用車に乗っていた0歳の赤ちゃんを含む4人が足や腰の痛みを訴えるなどして病院に運ばれました。
いずれも命に別状はないということです。
路線バスに乗っていた乗客と運転手あわせて6人と、パトカーに乗っていた警察官2人にけがはありませんでした。
警察によりますと、パトカーを運転していたのは帯広警察署地域課に所属する20代の巡査部長で、事故当時は交番に向かう途中で緊急走行はしていなかったということです。
帯広警察署の浅井孝広副署長は「交通事故防止をお願いする立場にありながらこのような事故を起こし、大変申し訳ない。事故原因を明らかにし、再発防止に努めたい」とコメントしています。