高校生殺害事件 「落ちたかどうか知らない」趣旨の供述

ことし４月、留萌市の１７歳の女子高校生を旭川市の渓谷にある橋から川に落として殺害したとして２人が逮捕された事件で、このうち２０代の容疑者が警察の調べに対し、「橋から落ちたかどうかは知らない。置いてきただけだ」という趣旨の供述をし、容疑を否認していることが捜査関係者への取材でわかりました。

いずれも旭川市に住む内田梨瑚容疑者（２１）と１９歳の女の容疑者の２人は、ことし４月１９日未明、旭川市の渓谷、神居古潭にある橋から留萌市の女子高校生を川に落として殺害したとして殺人の疑いで逮捕されました。
警察によりますと内田容疑者の写った画像がＳＮＳで無断で使われたことから高校生とトラブルになり、殺害の前日、留萌市内の道の駅に呼び出したということです。
その後、車に監禁したうえ、およそ５０キロ離れた神居古潭まで連れて行き、橋から落としたとみられていますが、内田容疑者が警察の調べに対し「橋から落ちたかどうかは知らない。置いてきただけだ」という趣旨の供述をし、容疑を否認していることが捜査関係者への取材でわかりました。
また、事件の発端となったＳＮＳのトラブルについては「やり取りをした際にことばづかいが気に入らなかった」などと供述しているということです。
警察はさらに詳しいいきさつを調べています。