SNS悪用の詐欺に注意を 札幌の商業施設で呼びかけ

SNSでうその投資話を持ちかけられるなどSNSを悪用した詐欺の被害が道内でも相次ぐなか、15日、札幌市内の商業施設で警察官などが手口を紹介したチラシを配って注意を呼びかけました。

啓発活動は札幌市東区の商業施設で行われ、警察官や道の職員など12人が参加しました。
警察官などは、SNSの投資に関する広告をクリックしないことや投資のグループに招待されても参加しないことなど、最近の手口を紹介したチラシを買い物客に配って注意を呼びかけていました。
北海道警察本部によりますと、道内でもSNSを悪用した投資詐欺やロマンス詐欺の被害が相次いでいて、ことし1月から5月までの被害額は10億5900万円あまりと、去年の同じ時期よりおよそ7億4000万円増えています。
北海道警察本部生活安全企画課の西中智則課長補佐は「SNSで知り合った面識のない人からお金の話をされた時は詐欺を疑って、警察や家族に相談してほしい」と話していました。