音威子府村の美術工芸高生が返礼品に添えるコースターを制作

道内で唯一、工芸科がある音威子府村の高校の生徒たちが、授業で学んだ技術で地元に貢献しようと、村のふるさと納税の返礼品に添えるコースターなどを作っています。

音威子府村にある、村立の「おといねっぷ美術工芸高校」では、授業で学んだ技術で地元に貢献しようと、工芸コースと美術コースの3年生あわせて34人が、村のふるさと納税の返礼品に添える木のコースターやポストカードを作っています。
制作は4月から進められていて、14日は工芸コースの生徒たちが、みずからデザインしたコースターを手に取り、表面が滑らかになるようにヤスリをかけるなど仕上げの作業を行いました。
安齋澪さんは「手にした人に喜んでもらえるような作品を目指しました。このコースターを通して音威子府村に親しみを持ってほしいです」と話していました。
また、安井廉さんは「学校で提供されるお弁当をイメージしたコースターにしました。今後もいろいろな種類のものづくりに挑戦したいです」と話していました。
コースターなどは7月から発送されるふるさと納税の返礼品に添えられる予定です。
村では今後、生徒たちの作品を返礼品に採用したい考えで、現在、調整を進めているということです。