札幌市営地下鉄 円山公園駅など3駅に愛称導入

札幌市営地下鉄は新たな収益を確保しようと、駅に愛称を付ける「ネーミングライツ」を販売し、今月から円山公園駅など3つの駅で導入しています。

札幌市交通局によりますと、市営地下鉄は新型コロナの影響で利用客が減少したことなどから収益の確保が課題となっていて、東西線の5つの駅を対象に「副駅名」として愛称を付ける「ネーミングライツ」の募集を行っていました。
このうち3つの駅で周辺の施設や病院から応募があり、▼円山公園駅は「マルヤマクラス前」、▼南郷13丁目駅は「恵佑会第2病院前」、▼大谷地駅は「北星学園大学前」と決まりました。
新たな愛称は今月1日から導入され、それぞれの駅のホームに看板が設置されています。
車内アナウンスなどは行われないということで、年間の広告料はあわせて435万6000円、契約期間は1年から3年となっています。
市交通局は今回応募がなかった二十四軒駅と菊水駅についても引き続き募集を行うことにしています。