啄木が愛した海岸 ハマナスの花が見頃 函館

歌人・石川啄木の座像がある函館市の啄木小公園で、ハマナスの花が見頃を迎えています。

函館市の大森海岸には古くからハマナスが自生していて、明治時代に函館で暮らしたことがある歌人・石川啄木が好んでこの場所を訪れたことから、公園が整備されています。
公園には啄木の座像が設置され、土台の部分に、啄木がハマナスを好んでいたことがうかがえる短歌も刻まれています。
また、公園にはおよそ200株のハマナスが植えられて白やピンク色の花が見頃を迎えていて、津軽海峡の浜風に吹かれながらもたくましく咲いていました。
公園を清掃する仕事をしている70代の人は、「清掃は雨の日でもやりますが、風も強いですし大変です。ハマナスはやっぱりきれいですからたくさんの人に見に来てほしいです」と話していました。
啄木小公園のハマナスは今月中旬まで楽しめるということです。