クレインズのホームリンク ロゴマークの撤去開始 釧路

アイスホッケー、アジアリーグから脱退した「ひがし北海道クレインズ」の釧路市にあるホームリンクで、チームのロゴマークの撤去作業が5日から始まりました。

経営の悪化で給与の未払いが続き、選手や監督らが離脱したクレインズは去年、アジアリーグから脱退し、釧路市との連携協定も解除されていました。
ホームリンクの「釧路アイスアリーナ」にはタンチョウをモチーフにしたチームのロゴマークが正面玄関に掲げられていましたが、チームとしての活動実態がないことから、5日から撤去作業が始まり、縦4メートル、横5メートルのロゴマークが作業員たちによって数時間で剥がされていきました。
また、ロビー内のマークも6日までに撤去されるということです。
釧路市ではクレインズの元選手などが所属したワイルズが拠点を東京に移し、プロのアイスホッケーチームが事実上なくなっていて、新チームの発足を目指して地元のアイスホッケー連盟などが協議を続けています。
クレインズの元選手で、監督も務めた釧路市教育委員会スポーツ課の竹内元章課長は「クレインズは釧路を象徴するチームだったので、非常に寂しい思いだ。釧路の活気を取り戻すためにも新たなチームは必要だと思っている」と話していました。