北前船寄港地フォーラムに提供へ 釧路短大生考案レシピ品評会

6月、釧路市で開催されるフォーラムで提供される料理を決める審査会が釧路短期大学で開かれました。

釧路短期大学では6月、釧路市で行われる「北前船寄港地フォーラム」の前夜祭で提供する料理をゼミ単位で考案しています。
料理には釧路の名産のコンブ、近年釧路で水揚げの多いブリ、または道東地域に多く生息するエゾシカのいずれかを使うことが条件になっています。
30日は提供する料理を決める審査会が開かれ、4つのゼミから出品された8品の料理について市内のホテルの調理長など3人の審査員が学生の説明を聞きながら料理を味わい、味や見た目、食べやすさなどをチェックしました。
審査の結果、ぶりを香ばしく焼き香味野菜とコンブのソースをかけた「ブリのネギ昆布ソース」が代表に選ばれ、フォーラムの前夜祭で提供されることになりました。
代表に選ばれたメニューを考案したゼミの石田莉久さんは「まさか優勝できると思っていなかった。いろいろ工夫して作ったので、非常にうれしい」と話していました。
審査を行った釧路センチュリーキャッスルホテルの岩山純司洋食料理長は「どのゼミも料理のことを勉強していて非常においしかったが、僅かな差で結果が決まった。当日は学生が考えた味を生かして料理を提供したい」と話していました。