クマ出没にどう対応 ハンターらが訓練で手順確認 歌志内

空知の歌志内市で、クマが出没した場合に警察官やハンターがどう対応するか、手順を確認する訓練が行われました。

山あいの広場で行われた30日の訓練には警察官7人とハンター2人、それに市の職員が参加しました。
訓練は住民がクマを目撃し、110番通報を行ったという想定で行われ、現場に駆けつけた警察官が市の職員などと協議して猟友会にハンターの出動を要請しました。
そして、到着したハンターが山にいるクマを駆除するまでの手順を確認しました。
あわせて、クマを撃退するためのスプレーの使い方の講習も行われました。
赤歌警察署地域・交通課の青山功課長は「市街地だと駆除がより難しい面もあります。今後も訓練を続けていきたい」と話していました。
警察は住民に対し、外出の際にはクマの出没情報を確認するよう呼びかけています。