札幌市の定山渓温泉で親子とみられるヒグマ2頭の目撃

札幌市の定山渓温泉で親子とみられるヒグマ2頭の目撃

29日夜、札幌市南区の温泉街で親子とみられるヒグマ2頭が目撃され、警察がパトロールを強化するとともに住民や温泉客に注意を呼びかけています。

警察によりますと、29日午後6時半ごろ、札幌市南区定山渓温泉東2丁目の住宅の裏山をクマ2頭が歩いているのを近くに住む人が目撃し警察に通報しました。
2頭は、体の大きさがそれぞれ1.5メートルと1メートルほどあり、親子とみられています。
警察が周辺を捜索したところ、ふんなどの痕跡は見つからず、人や住宅などへの被害も確認されていないということです。
目撃された現場のすぐ近くには住宅があるほか、200メートルほど離れた場所にはホテルも建っていることから、警察はパトロールを強化するとともに、付近の住民や温泉客にクマを見ても近づかないよう呼びかけています。