札幌医科大50代教授 パワハラなどで停職3か月の処分

札幌医科大学は、医学部の50代の教授が、同じ医局に所属する教員2人に対して、無理な業務を強要したことなどがパワーハラスメントとアカデミックハラスメントにあたるとして、停職3か月の懲戒処分にしました。

停職3か月の懲戒処分を受けたのは、札幌医科大学医学部の50代の教授です。
大学によりますと、この教授は、昨年度、同じ医局に所属する教員2人に対し、無理な業務を強要することなどを繰り返し、このうちの1人に対しては研究の機会の妨害も行ったということです。
教員2人から去年、被害の申し出があったことから、大学は調査委員会を設置し、関係者への聞き取り調査を行った結果、パワーハラスメントとアカデミックハラスメントと認定しました。
このため大学は、教授を29日付けで停職3か月の懲戒処分にしました。
札幌医科大学は、「服務規律の順守について機会のあるごとに職員に注意喚起を行ってきましたが、改めて職員に対し一層徹底してまいります」とコメントしています。