道内の警察署を64から57に再編へ 道警本部が検討

北海道警察本部が再来年の実施を目指して、道内にある警察署を64から57に再編する方向で検討していることが関係者への取材でわかりました。

素案によりますと、再編が検討されているのは事件や事故の発生が減少傾向にある地域の警察署で、札幌方面の赤歌警察署と芦別警察署を滝川警察署に、美唄警察署を岩見沢警察署に、函館方面の寿都警察署を岩内警察署に、木古内警察署を函館中央警察署に、釧路方面の池田警察署を帯広警察署にそして北見方面の興部警察署を紋別警察署にそれぞれ統合するとしています。
これによって警察署の数は現在の64から57に減りますが、統合される警察署は分庁舎として残し免許証の更新などの行政サービスは継続するほか、24時間体制で勤務する自動車警ら係を置いてパトロールや巡回連絡を強化するとしています。
また交番や駐在所は現状のまま残るということで、再来年の春の実施を目指して再編の検討を進めることにしています。