留萌の道の駅の新しい施設にモンベルの店舗 基本合意書を締結

留萌地方の豊かな自然を観光資源として活用し地域の活性化を図ろうと留萌市は大手アウトドア用品メーカーと複合施設の開業に向けた基本合意書を締結しました。

留萌市では道の駅「るもい」に新たな複合施設の建設が計画されていて施設内には市が誘致を進めてきた大手アウトドア用品メーカー「モンベル」の新たな店舗が入ることになっています。
留萌市の中西俊司市長は5月16日に都内を訪れ「モンベル」の辰野勇会長と複合施設の開業に向けた基本合意書を交わしました。
それによりますと道の駅「るもい」で来年度から建設工事が始まる2階建ての複合施設は再来年の夏に開業する予定で「モンベル」は施設内の新たな店舗の運営や市との連携事業に取り組むということです。
複合施設には留萌地方で楽しめるアウトドア・アクティビティーや観光の情報を提供するビジターセンターのほか飲食店も入ることになっています。
留萌市によりますと施設の建設に必要な事業費はおよそ13億円で国からの補助金などを活用するということです。
留萌市の中西市長は「地元の豊かな自然を生かし、多くの人に足を運んでもらえる施設になるようにPRしていきたい。子どもたちに喜んでもらえるアウトドア体験も考えていきたい」と話していました。