七飯町 りんごの花摘み作業盛ん

七飯町で特産のりんごが秋においしい実をつけるよう余分な花を摘み取る作業が盛んに行われています。

七飯町は明治初期に西洋のりんごが日本で初めて栽培された地とされていて、今でも町内ではおよそ30戸の農家が栽培しています。秋に大きな実をつけるように毎年この時期、農家では余分な花を摘み取る作業が行われて、このうち鳴川にある宮後英子さんの果樹園では5月上旬から作業が始まりました。
この果樹園には20種類ほどのりんごの木が合わせておよそ1500本あり、23日は6人のスタッフが実に栄養がしっかり行き届くようその周辺の余分な花を手際よく摘み取っていました。
果樹園の宮後さんは、「このままよい天気が続いてくれると秋にはおいしいりんごがたくさん採れると思います。ことしもおいしいりんごが作れるように一生懸命頑張ります」と話していました。
この果樹園での花の摘み取りは6月いっぱい行われ、9月上旬にはりんごの収穫時期を迎えるということです。