当別町と帯広 信号機のない交差点で事故相次ぐ

22日、道内では交差点で車どうしが衝突する事故が石狩の当別町と帯広市で2件、相次ぎました。現場はいずれも信号機のない交差点で、警察が事故の原因を調べています。

このうち、当別町ビトエの交差点では22日昼すぎ、車3台が絡む事故がありました。
この交差点には信号機がなく、警察によりますと、はじめに2台がすれ違いざまにぶつかったあと、別の1台も巻き込まれたということです。
この事故で男女あわせて4人が胸の痛みなどを訴えて病院で手当てを受けました。
現場は道道と町道が交わる交差点で、町道の側に一時停止の標識があるということで、警察が事故当時の状況を調べています。
一方、帯広市内の信号機がない交差点でも、午後3時半ごろ、軽乗用車とパトカーが出会い頭に衝突する事故がありました。
この事故で軽乗用車は横転し、警察によりますと、運転していた60代の女性がけがをして病院に運ばれました。
搬送時、意識はあり、会話もできる状態だったということです。
パトカーに乗っていた警察官2人にけがはありませんでした。
現場の交差点では軽乗用車の側に一時停止の標識があり、警察が事故原因を詳しく調べています。
事故を目撃した人は「すごい音がして見てみたら、パトカーとぶつかった軽乗用車が横転していました。この交差点は事故が多く、地元の人は徐行して走ることが多いです」と話していました。