起業家同士の情報交換の場 札幌市役所に来月オープン

革新的なビジネスを生み出すスタートアップ企業を支援するため、起業家同士の情報交換などの場が、来月、札幌市役所にオープンすることになりました。

来月オープンする「社交場ヤング」は、革新的なビジネスを生み出すスタートアップ企業の育成のため、道と札幌市、北海道経済産業局が開設するもので、22日は、報道陣向けの内覧会が行われました。
市役所19階に設けられた「社交場ヤング」には、ソファやカウンター席などがあわせて23席設けられていて、起業家たちが自由に交流することができます。
また、事前に予約することで、起業家らが経営者や公認会計士などの専門家から、起業のアドバイスを受けることも可能です。
さらに、オンライン会議などに利用できる小さな個室ブースや、飲み物が有料で注文できるカウンターなども設けられています。
札幌市経済観光局奥村彰大経済戦略推進部長は、「スタートアップ企業に携わる人たちが、自由に活動できる場所を作りたいと思い開設をした。気軽に利用してもらい、さまざまなコミュニティの中で意見や情報交換をしてほしい」と話していました。