長さ30メートル!藤棚のトンネルが見頃 函館 五稜郭公園

函館市の五稜郭公園で藤の花が見頃を迎え、訪れた人たちの目を楽しませています。

桜の名所として知られる五稜郭公園には藤棚が3か所設置されていて、毎年5月下旬に花を咲かせます。
このうち、公園の南側にある二の橋付近に設置された藤棚は長さおよそ30メートルのトンネルになっていて、樹齢100年を超えると推定される藤の木が11本植えられています。
藤は紫と白の2種類あり、春の風に揺られながら辺りに甘い香りを漂わせていました。
地元の人たちや観光客が多く訪れ、藤の花を眺めながらゆっくり歩いたり、写真を撮影したりしながら楽しんでいました。
東京から旅行で訪れた30代の夫婦は、「東京では桜が終わってしまいちょっとさみしい思いをしていましたが、函館で五稜郭の季節の花が見られてとてもラッキーでした。青空にこの藤が映えていてなおさらきれいです」と話していました。
五稜郭公園の藤の花は来週いっぱい見頃が続くということです。