特殊詐欺の電話を体験 被害防止に生かす催し 札幌

特殊詐欺の電話を実際に体験してもらい、対策に生かしてもらおうという催しが札幌市で開かれました。

この催しは道立消費生活センターが特殊詐欺などの被害を防止しようと札幌市の地下歩行空間で開きました。
体験会に参加した札幌市の70代の女性は、犯人役の担当者から市役所の職員だと名乗る電話を受け、「還付金の請求がきょうまでなので、すぐにATMに行って手続きをお願いします」などと対応をせかされたあと、銀行の行員だという人物からATMでの操作を指示されていました。
女性は「悪い方は色々と考えて詐欺をやっているのだと感じました。私たちもいっぱい考えなければならないと思います」と話していました。
警察によりますと、還付金詐欺の被害は道内では去年1年間に33件で3100万円に上り、ことしも2件で500万円あまりの被害が確認されています。
道立消費生活センターの長島博子所長は、「詐欺の実態を知って対処することが大切です。何かおかしいと思ったら消費生活センターなどに相談してください」と話していました。
全国共通の消費者ホットライン「188」では消費者相談を行っているほか、警察の専用窓口「#9110」でも相談に応じています。