八雲町熊石の特産品を味わって!「あわびの里フェスティバル」

道南の八雲町で、特産のアワビを味わってもらおうという催しが開かれ、多くの家族連れなどでにぎわいました。

八雲町の日本海側に面した熊石地区はアワビの養殖が盛んに行われています。
町や観光協会などでつくる実行委員会は、高級食材のイメージが強いアワビを手ごろな価格で味わってもらおうと、「あわびの里フェスティバル」という催しを開いていて、今回で30回目になります。
この催しでは7センチほどに育ったアワビが1つ400円と市場価格より安く販売されていて買い求める人が長い列をつくっていました。
会場には炭火で焼くための台も用意されていて、家族連れなどがさっそく焼きたてのアワビをおいしそうにほおばっていました。
このほか、豊漁を願う「泊川豊漁太鼓」の演奏や当たりが入った餅を拾うとアワビと交換できる餅まきなども行われ、催しはにぎわいをみせていました。
実行委員会の刀禰清貴実行委員長は、「地域の人たちに応援していただき、多くの人が来てくれたので本当に良かったです」と話していました。