今金町で軟白長ネギの収穫終盤

今金町で、冬を越した軟白長ネギの収穫が終盤を迎えています。

今金町では、9軒の農家が軟白長ネギの栽培を行っていて農業用ハウスで年間およそ200トンを生産しています。
トマンケシ地区の牧野司さんのハウスでは家族で収穫にあたっていて、白く育てるために使う黒い遮光フィルムの間からおよそ1メートルに成長したネギをまとめて両手で抜いていきました。
普通のネギに比べて白い部分が長くて軟らかく、さらに甘いのが特徴です。作業場に運んで選別し、専用の機械を使って外側の土が付いている皮を取っていきました。
そして、真っ白になったネギを次々と出荷用の箱に詰めていきました。
軟白長ネギは加熱するとより甘みが増すということで、串焼きや炒め物などにして食べるのがおすすめだということです。
牧野さんは「1年中品質を保ちながら栽培しています。来月にはことしに入ってから育てた新物も出ますが、越冬ネギは、まだまだ甘く軟らかいので食べてください」と話していました。