ペリー提督 函館港来航170年で記念の催し

アメリカのペリー提督が函館港に来航してから17日で170年となるのに合わせて函館市で記念の催しが行われました。

アメリカのペリー提督は江戸時代末期、日米和親条約によって開港が決まった函館港に黒船を率いて来航し、港の状態などを調査するため滞在しました。
17日で来航から170年となるのを記念して函館市のホテルで催しが行われ、在札幌アメリカ総領事館のマーク・ウェベルス総領事や、アメリカ海軍の幹部などおよそ50人が出席しました。
この中で、ウェベルス総領事は、「ペリー提督の来航後、函館は国際的に大切な拠点として認識されてきました。今後も日米の交流と協力の拠点として、ますます発展していくことを願っています」と述べました。
また、函館市の大泉潤市長は「函館は古くから国際交流が盛んで、この歴史を礎にして、これからも皆さんと協力して街づくりを進めて参ります」と述べました。
このあと、日米の友好を願って出席者全員で乾杯しました。
主催した函館日米協会によりますと、18日午後、函館市元町にある日本キリスト教団函館教会で記念のコンサートが開催される予定です。