北斗市の道道でトラックとワンボックスカーが衝突 8人搬送

17日昼前、北斗市の道道の交差点でトラックとワンボックスカーが衝突し、双方の車に乗っていた8人全員が病院に運ばれました。
消防によりますと、いずれも意識はあるものの、このうち2人が大けがとみられるということです。

17日午前11時20分ごろ、北斗市向野の道道96号線の交差点でトラックと7人が乗ったワンボックスカーが衝突し、事故の衝撃でワンボックスカーは横転して大きく壊れました。
消防によりますと、この事故で双方の車に乗っていた8人全員が病院に運ばれました。
搬送時、いずれも意識はあったものの、このうちワンボックスカーに乗っていた30代の男性2人が大けがとみられるということです。
また、ワンボックスカーに乗っていた7人のうち6人はベトナムやミャンマーからの技能実習生だったということです。
現場は、住宅地の中の片側1車線の道路が交わる信号機のない交差点で、トラックの側に一時停止の標識があったということです。
警察によりますと、トラックの50代の運転手は「車内で落とした物を拾おうとして一時停止の標識を見ずに交差点に進入してしまった」と話しているということで、警察が引き続き当時の状況を調べています。

【道内では今週事故相次ぐ】
今週、道内では子どもが巻き込まれるなどの交通事故が相次ぎました。
12日の日曜日には、東川町の町道で、2歳の男の子が80歳のドライバーが運転する乗用車にはねられて死亡しました。
15日は、名寄市の市道の交差点で、障害者施設のマイクロバスが停車していたトラックに追突。
バスに乗っていた9人とトラックの運転手のあわせて10人が病院に搬送されました。
16日は、札幌市豊平区の交差点で、登校中に横断歩道を渡っていた小学4年生の男子児童が、64歳の会社員が運転するワゴン車にはねられて死亡しました。
外出の機会が増える時期ですので、ドライバーの方はとくに、安全運転を心がけてください。