札幌駅 “エキナカ”の商業施設拡充などリニューアル計画発表

JR北海道は北海道新幹線の札幌延伸に伴って改修工事を行っている札幌駅について、駅の高架化から35年以上が経過し老朽化が進んでいるとして、駅の北側の外壁や構内の商業施設などをリニューアルする計画を発表しました。

発表によりますと、在来線のホームを新設した影響で仮設となっている北側の外壁については、ガラス面を多く採用して駅前の広場を眺められるようにするほか、ホーム階は新幹線の駅と連続したデザインにします。
また、在来線の駅の構内では、改札の南側にいわゆる「エキナカ」の商業施設を集めて面積をこれまでの2倍程度に広げるほか、改札内のトイレを1か所に集約するなどとしています。
JR北海道は駅の北側の外壁については2027年度末までに、駅構内の商業施設については2028年度末までにそれぞれ工事を完了させたいとしています。