藤井八冠初防衛なるか 名人戦第5局の“勝負めし”披露 紋別

藤井聡太八冠が初防衛を目指す将棋の「名人戦」の第5局が今月5月26日から紋別市で行われるのを前に、2人に提供されるオホーツクの特産品を使った食事などがお披露目されました。

藤井八冠に豊島将之九段が挑む「名人戦」七番勝負は、ここまで藤井八冠が3連勝していて、第4局で豊島九段が勝てば、今月26日と27日に紋別市で第5局が行われる予定です。
市は2人に提供する食事やおやつのメニューを募り、15日、地元の飲食店など18店から応募があった、あわせて37品をお披露目しました。
このうち、「ホワイトカレー」は、特産のカニやホタテなどのだしをベースにしたカレーに流氷をイメージしたメレンゲを乗せた一品です。
また「ローストビーフ丼」は、藤井八冠が肉料理が好きだと聞いた地元の飲食店が考案したもので、紋別産の牛肉がふんだんに使われています。
「ローストビーフ丼」を作った料理人の男性は「紋別の柔らかくおいしい肉で調理した。ぜひ、藤井名人にも食べてもらい、紋別の名物になってほしい」と話していました。
企画した紋別市秘書課の石川修平係長は「たくさんの種類の勝負めしが集まった。紋別の食の魅力を、棋士2人をはじめ、全国の皆さんに知ってもらいたい」と話していました。