釧路 歴史ある建物でアマチュア画家の絵画展

釧路市のアマチュア画家が描いた絵画の展覧会が、14日から始まりました。

この展覧会は釧路市で発行されている美術雑誌で紹介された地元のアマチュア画家の作品を展示するもので、ことしで9回目になります。
会場のギャラリーは以前は銀行などとして使われていた歴史ある建物で、会場には地元のアマチュア画家が描いた油彩画や水彩画などあわせて20点が展示されています。
このうち佐藤達士郎さんの水彩画、「冬の一日」は降りしきる雪の中に立つエゾシカを描いた作品で、額に使われている家の廃材が自然の雰囲気を感じさせます。
また美術雑誌の主宰者である道下一義さんの油彩画、「河口の街」は釧路川の河口の風景を描いた作品で、川面に映る建物の色が印象的です。
会場を訪れていた道下一義さんは「好きで描いている人が多いだけに描き慣れていて素晴らしい。色の工夫などを見てほしい」と話していました。
この展覧会は5月19日まで釧路市の南大通ギャラリーで開かれています。