SNSの“外国人女性”からうその金投資話で2800万円被害

SNSの“外国人女性”からうその金投資話で2800万円被害

釧路市の70代の男性が、SNSで知り合った外国人女性を名乗る人物から、うその投資話を持ちかけられ、あわせておよそ2800万円をだまし取られました。警察は詐欺事件として捜査するとともに、道内で同様の手口が相次いでいるとして注意を呼びかけています。

警察によりますと、2024年1月、釧路市に住む70代の男性が、外国人女性を名乗る人物とSNS上で知り合い、連絡を取るようになりました。
その後、やりとりを続ける中で、相手から「もうかるから」などと金の投資話を持ちかけられ、話を信じた男性は5月上旬までの1か月間に10数回にわたって、あわせておよそ2800万円を指定された口座に振り込み、だまし取られたということです。
短期間に高額な振り込みが相次いでいたことから、銀行の関係者が不審に思い警察に通報し、被害が発覚したということです。
警察は詐欺事件として捜査するとともに、SNSを通じた投資詐欺の被害が相次いでいるとして、会ったことのないネット上の人物からのもうけ話は信用せず、不審に感じたら警察の相談専用窓口「#9110」に連絡するよう呼びかけています。