あっけし桜・牡蠣(かき)まつり始まる

カキの産地として有名な道東の厚岸町で、恒例の「あっけし桜・牡蠣まつり」が11日から始まりました。

この催しはエゾヤマザクラなどおよそ1200本のサクラの木がある厚岸町の子野日公園で、毎年、この時期に開かれています。
公園内では海産物を焼くための焼き台が貸し出されていて、訪れた観光客や家族連れがサクラが咲く木の下で購入したカキを焼いて味わっていました。
公園のサクラはエゾヤマザクラなどはすでに満開を過ぎましたが、ヤエザクラはこれから見頃を迎えるということです。
訪れた観光客は「カキやアサリが食べられて最高でした」とか「朝は少し寒かったけど、少しあたたかくなってきて最高ですね。もっと食べたいです」などと話していました。
厚岸観光協会の安藤義秀事務局長は、「カキは冬と言われますが、春のカキも身入りがよくておいしく、ことしはさらにおいしいです。サクラを見ながらカキを食べられるのは特別だと思うので、ぜひ来てほしい」と話していました。
「あっけし桜・牡蠣まつり」は、厚岸町の子野日公園で5月19日まで開かれます。