札幌西区の住宅街そばでクマ目撃 下校時に見守り活動

7日午後、札幌市西区の住宅街のそばでクマが目撃され、付近の学校では8日、保護者による送迎や警察や教職員らの見守り活動が行われました。

7日午後6時すぎ、札幌市西区西野8条10丁目で近くに住む人からクマを見たと警察に通報がありました。
その後、現場に駆けつけた警察官もクマ1頭を目撃したということですが、山の方向に逃げていったということです。
クマの目撃を受けて、8日、現場付近の学校では保護者による送迎や警察や教職員らの見守り活動が行われました。
迎えにきた小学1年生の児童の保護者は、「心配だったのできょうは迎えに来ました。しばらくの間は登下校の送迎をしたいと思います」と話していました。
警察によりますと、道内ではことしに入ってから8日までに271件のクマの目撃情報があるということで、パトロールを強化し、住民に注意を呼びかけています。
【クマ目撃で市が現地調査】
7日夜、札幌市西区西野でヒグマが目撃されたことを受け、市は8日、現地調査を行ったところ、付近には子グマのものと思われる幅10センチの足跡とヒグマのような毛が見つかりました。
また、この時期にヒグマがよく食べる「オオハナウド」を食べた跡や、木から落ちたクルミを食べた時にできる地面を掘ったような跡も見つかったということです。
さらに、目撃した人に聞き取った結果、当時撮影した動画には親グマ1頭と子グマ2頭のあわせて3頭が写っていたということです。
目撃された場所付近では、去年もたびたびヒグマの親子が出没していて、札幌市は、同じ個体の可能性が高いとみて、近隣の住民に注意を呼びかけるとともに、ヒグマを発見しても近づかずにその場を立ち去るよう呼びかけています。