サケの稚魚放流体験 チョウザメのエサやりショーも 標津町

道東の標津町では大型連休中の子どもたちがサケの稚魚を放流する体験などを楽しみました。

「標津サーモン科学館」では大型連休にあわせてサケの稚魚を放流する催しを行っていて、4日は、家族連れなど多くの人が訪れました。
会場には科学館で育てられた体長5センチほどのサケの稚魚が入った容器が用意され、参加した人たちは近くを流れる小川で容器をそっと傾けて放流体験を楽しんでいました。
放流された稚魚は標津川を経て海を回遊し、順調に大きくなると3年から4年後には標津川に戻ってくるということです。
札幌市から訪れた小学4年生の女の子は「大きくなって元気に戻ってきてほしい」と話していました。
体長2メートルあまりのチョウザメにエサを与えるショーも行われ、歯のないチョウザメが飼育員の腕にかぶりつきながら魚を丸飲みする迫力の光景に見学した人からは驚きの声が上がっていました。
ショーを見学した中標津町の5歳の女の子は「びっくりしたけれどおもしろかった」と話していました。
サケの稚魚の放流体験は5日まで、チョウザメのエサやりショーは6日まで行われる予定です。