帯広農業高校 生徒が育てた花の苗の販売会にぎわう

帯広市で、農業高校の生徒たちが育てた花の苗の販売会が開かれ、買い求める人たちでにぎわいました。

道立帯広農業高校では、農業科の生徒たちが花の栽培から販売までの過程を学んでいて、毎年この時期に花の苗の販売会を開いています。
高校を会場に開かれている販売会には色とりどりのベゴニアやマリーゴールドなど13種類、およそ1万点が用意されました。
高校によりますと、ことしは燃料や肥料の高騰で、品種によって例年より20円から30円ほど値上げしましたが、市価よりも1割から2割ほど安いということで、買い求める人たちでにぎわいました。
ベゴニアなどを買った幕別町の70代の男性は「人がたくさん来ていてびっくりしました。花の出来がすばらしいです。うまく越冬させたいです」と話していました。
帯広農業高校3年の岩井大虎さんは、「心を込めて育ててきたのでたくさんの人が買ってくれてうれしいです。花を見て幸せな日々を送ってもらいたいです」と話していました。