木古内町のサラキ岬で約5万本のチューリップが見頃

道南の木古内町ではおよそ5万本のチューリップが見頃を迎えていて、訪れた観光客を楽しませています。

幕末に活躍した軍艦「咸臨丸」が沈没した木古内町のサラキ岬では船が作られたオランダにちなんで毎年、地元の人たちがチューリップの花壇を作っています。
およそ60種類、5万本のチューリップは例年と比べて1週間ほど早く開花し、赤や黄色、ピンクなど色とりどりに咲いた花が青空のもとで風に揺られていました。
1日は多くの観光客が訪れ、記念撮影をしたり、お気に入りのチューリップを購入したりして楽しんでいました。
留萌市から訪れた60代の女性は「こんなにいろんな種類があるとは思いませんでした。ここに来た記念としてチューリップを購入したので来年は自宅の花壇で花を咲かせてみたいです」と話していました。
木古内町のチューリップは来週末まで楽しむことができるということです。