稚内で桜の開花発表 平年より12日早く観測史上2番目の早さ

気象台は1日、稚内市で桜が開花したと発表しました。平年より12日早く、観測史上2番目に早い開花となりました。

稚内地方気象台は1日の午前9時ごろ、市内の公園にある「エゾヤマザクラ」の標本木で開花の目安となる5輪以上の花が咲いているのを担当の職員が確認し、開花を宣言しました。
稚内市の桜の開花は平年より12日早く、去年より2日早いということで、1953年の観測開始以来2番目に早い記録となりました。
稚内地方気象台の三木雄詩技術専門官は「8輪ほどの花が咲いているのを確認できました。大型連休の後半には見頃を迎えると思います」と話していました。
近くに住む70代の女性は「開花を待ちわびていました。なかなか咲かなかったですが、きょうは穏やかな天気で開花してよかったです」と話していました。
道内では先月(4月)18日に函館市や札幌市で桜が開花したあと桜前線は北上を続け、きょう稚内市でも桜の開花が観測されました。