大型連休の釣り 稚内海保が救命胴衣着用など呼びかけるチラシ

大型連休中には釣りを楽しむ人が増えるとして、稚内海上保安部が市内の釣り具店を訪れ、救命胴衣の着用などを呼びかけるチラシを配りました。

この呼びかけは、大型連休中、稚内市内には多くの釣り人が訪れることから、稚内海上保安部が毎年行っています。
30日は、稚内海上保安部の職員2人が市内の釣り具店を訪れ、救命胴衣を着用することや常に連絡できる体制を確保し、携帯電話が水にぬれないよう防水パックに入れることなどの注意点をまとめたチラシを店員に手渡しながら、釣り人に注意喚起するよう依頼しました。
稚内海上保安部によりますと、管内では去年、漁港で釣りをしていた70代の男性が海に転落し、死亡しているということです。
チラシを受け取ったウエダ釣具店の上田重三さんは「サクラマスを釣るために札幌や旭川から来る人が大型連休中は多いです。救命胴衣の着用など注意を呼びかけたい」と話していました。
また、稚内海上保安部の下川部重徳交通課長は「釣りを行う時は、連絡手段を確保するなど注意をしっかり守り楽しんで欲しい」と話していました。