昨年度道内で駆除されたヒグマは1400頭余 過去最多に

昨年度・2023年度、道内で駆除されたヒグマは1400頭あまりと、統計を取り始めてから最も多くなったことが環境省のまとめでわかりました。去年はドングリの不作などで町なかに出没するクマが増え、駆除の増加につながったのではないかとみられています。

環境省によりますと、昨年度道内で駆除されたヒグマの数は、速報値で1422頭と、前の年度に比べて626頭増え、記録が残る1962年以降で最も多くなりました。
道内のヒグマの生息数は2022年末時点で推定で1万2000頭余りと、この30年ほどで2点3倍に増加していて、道は、数の増加に加え、去年はドングリが全道的に不作だったことなどで食べ物を求めて町なかに出没する個体が増えたことで、駆除数に増加したのではないかと分析しています。
酪農学園大学の佐藤喜和教授は「数自体は多いが、現時点ではヒグマの絶滅に影響を与えるほどではないと考えている。今回の駆除の結果が今後の生息数にどう影響していくかもしっかり見ていく必要がある」と話しています。
※当初の公開時点より数値を一部修正しました。