新ひだか町 桜の名所二十間道路で「しずない桜まつり」

日高の新ひだか町にある桜の名所「二十間道路」で、恒例の桜まつりが28日から始まりました。

合併前の旧静内町の地域にある「二十間道路」には、全長7キロにわたっておよそ2000本のエゾヤマザクラが植えらていて、桜の名所として知られています。
この桜並木を会場に、毎年、大型連休に合わせて「しずない桜まつり」が開催されていて、快晴になった初日の28日は朝から多くの人が訪れて、満開の桜や風に舞う花びらを写真に収めて楽しんでいました。
また屋台が並ぶ会場内では、当日限定のイベントとして地元の高校生が作ったトマトジュースやチーズなどの販売会も行われ、訪れた人たちが買い求めていました。
新ひだか町によりますと、桜は平年より10日早い今月23日に開花して、27日満開を迎えたということです。
鹿追町から訪れていた7歳の女の子は「桜がピンクできれいだった」と話していました。
南幌町から訪れた男性は「ここの桜は何回か見に来ています。満開できれいでよかったです」と話していました。
「しずない桜まつり」は来月3日まで開催され、期間中にはポニーと触れ合うことができるイベントなども行われます。