函館 神社で約150匹のこいのぼりが掲げられる

5月の「こどもの日」を前に、函館市にある神社では青空のもと、およそ150匹のこいのぼりが掲げられました。

函館市滝沢町にある湯の沢神社では子どもが成長して役目を終えたこいのぼりの提供を受けていて、毎年、こどもの日に合わせて神社の敷地内に掲げています。
25日、神社の関係者8人がこいのぼりが結びつけられたロープを持って斜面を登り、木に固定する作業にあたりました。斜面には木や岩などがあり、ロープが絡まないように声を掛け合いながら慎重に作業を行っていました。こいのぼりはおよそ150匹が掲げられ、春の日ざしを浴びながら気持ちよさそうにゆっくりと風に揺られていました。
「湯の沢神社」の総代を務める西尾次雄さんは「こいのぼりは、子どもたちにすくすく育ってもらいたいとあげたのがきっかけで始め、9年がたちました。ことしで辞めにしようかと思っていましたが、来年が10年なので10年を区切りにして辞めようかと思っています」と話していました。
湯の沢神社のこいのぼりは、5月5日の「こどもの日」まで掲げられるということです。