道内最古 室蘭市の水族館が今シーズンの営業を開始

大型連休を前に、室蘭市にある道内で最も古い水族館が26日から今シーズンの営業を始めました。

71年前の昭和28年に開館した「市立室蘭水族館」は、道内で最も古い水族館として知られていて、毎年、春から秋にかけて営業しています。
今シーズンの営業初日となった26日は、午前9時半の開門と同時に地元の幼稚園児や家族連れが記念品を受け取って中に入り、屋外にいるペンギンや、館内に展示されているおよそ100種類の魚やクラゲなどを見て回っていました。
水族館では今シーズンからアザラシへの餌やり体験会を毎日行うことや、来月5日の「こどもの日」には縁日やミニゲームを開くことなどを計画していて、新型コロナの影響で縮小していたイベントの再開で、来場客の増加を目指しているということです。
市立室蘭水族館の中澤雅樹館長は、「ここはレトロな水族館で最新式の施設とは言えませんが、お客様の選択肢になれるようなイベントを企画して、お待ちしています」と話していました。
市立室蘭水族館の今シーズンの営業は、10月14日までの予定です。