大泉函館市長 新幹線函館駅乗り入れの調査結果を議会に初説明

新幹線の函館駅への乗り入れについて調査結果がまとまってから初めて２５日、函館市の大泉潤市長が市議会で説明を行い、議員からはＪＲから厳しい見方が示されていることへの認識をたずねる質問などが出されました。

函館市は３月、新幹線の函館駅への乗り入れについて技術的には乗り入れが可能だなどとした調査結果をまとめました。
25日は函館市議会で議長や会派の代表らによる非公開の会合が開かれ、大泉市長も出席し調査結果について説明を行いました。
大泉市長によりますと、議員側からは、ＪＲ北海道が技術面などで厳しい見方を示していることへの受け止めや市民の理解をどう図るかをたずねる質問が出たということです。
会合のあと、吉田崇仁議長は「乗り越えるべきハードルが山積している状態で、まだまだ雲をつかむような話だ」と話していました。
一方、大泉市長は、「乗り入れにあたっての自分の思いをまずは伝えた。議論を深める第一歩になったのではないか」と話していました。