広尾町で低学年対象に交通安全教室 登下校中の事故防止を

登下校中の交通事故を防ごうと、十勝の広尾町の小学校で低学年の児童を対象とした交通安全教室が開かれました。

この交通安全教室は、広尾警察署が企画し、25日、広尾小学校の体育館には、今月入学したばかりの新1年生のほか、2年生も加わり合わせて60人が集まりました。
教室では、警察官が横断歩道を安全に渡るポイントとして、身長が低い子どもでもドライバーに気づいてもらえるよう、手をあげることなどを説明しました。
また、道警のマスコットキャラクターが体育館に設置された模擬の横断歩道を使って、安全な渡り方と危険な渡り方をそれぞれ実演したあと、子どもたちが実際に左右を確認してから、手をあげて渡っていました。
1年生の女の子は「右、左、右をよく見てから横断歩道を渡ります。ほくとくんにも会えて楽しかったです」と話していました。
道内では今月、札幌市中央区の交差点で小学1年生の児童が車にはねられ重傷を負う事故が起きており、広尾警察署の平田誠治地域・交通課長は「1年生は特に事故が多いので、道路に飛び出さないよう安全に楽しく通学してほしい」と話していました。