教諭が特別支援学級生徒に障害やゆする発言で厳重注意 七飯町

道南の七飯町にある公立中学校の30代の男性教諭が今月、特別支援学級に通う生徒2人に障害をやゆするような不適切な発言をしたとして町の教育委員会が厳重注意していたことが分かりました。
学校側の聞き取りに教諭は事実関係を認めた上で生徒と保護者に謝罪したということです。

学校によりますと、今月上旬、七飯町の中学校で30代の男性教諭が特別支援学級に通う生徒2人に対し、障害をやゆするような発言をしていたということです。
当時、教室内には別の教諭もいましたが、注意するようなことはなかったということです。
学校側の聞き取りに教諭は「子どもとの距離を近づけ、よい関係づくりだと思って言ってしまった。申し訳なかった」などと事実関係を認めた上で、生徒2人と保護者に直接、謝罪したということです。
教諭の発言について町の教育委員会は不適切だったとして、厳重注意しました。
中学校の校長は、NHKの取材に対し、「大変申し訳なく思っている。生徒たちへの接し方や指導方法を改め、再発防止に努めます」と話しています。