江差町 ヒノキアスナロの枝打ち作業

江差町にある、およそ1万本のヒノキアスナロが植樹されている森で、木の成長を促すために枝を切り落とす作業が行なわれました。

ヒノキアスナロは桧山という地名の由来になったといわれる樹木で、江差町の木にも指定されています。
町の市街地に近い馬場山にある「町民の森」では、ヒノキアスナロの成長を促したり、病気を防いだりするために枝を切り落とす枝打ちの作業が行なわれました。
23日、町民の有志のほか、桧山振興局や江差町の職員など30人が作業にあたり、16年ほど前に植樹され高さおよそ10メートルに成長した1500本についてのこぎりやチェーンソーを使って枝を次々と切り落としていきました。
枝打ち作業が行われたおよそ1ヘクタールでは風通しがよくなり、日光もよく届くようになっていました。
枝打ち作業を行った「北のひばやま倶楽部」の飯田富洋会長は「森づくりの活動をして10年がたちましたが、今後も続けていきたいです」と話していました。