違法薬物譲り受けた疑いで書類送検の警察官2人を懲戒免職

去年、札幌市内で大麻とみられる違法薬物を譲り受けるなどしたとして書類送検された警察官2人について、道警は24日付けで懲戒免職にしました。

北見方面管内の警察署に所属するいずれも20代の男性巡査2人は去年10月、札幌市内で大麻とみられる違法薬物を譲り受けるなどしたとして麻薬特例法違反の疑いで先月、書類送検されました。
警察によりますと、2人はおととし警察学校に入校した同期で、調べに対し「興味本位だった。大麻を吸ってみたかった」などと供述し、容疑を認めているということです。
また、警察はすでに退職した札幌市内の警察署に勤務していた別の元同期を逮捕していて、2人に違法薬物を譲り渡していたとみられています。
道警は24日付けで巡査2人を懲戒免職にしました。
道警本部の親谷光博監察官室長は「警察官としてあるまじき行為であり、関係者および道民の皆様に深くおわび申し上げます。指導教養を徹底し、再発防止と信頼回復に努めてまいります」とコメントしています。