函館 棒二森屋跡地 外資系有名ホテル誘致可能性 開業影響も

JR函館駅前の老舗デパート「棒二森屋」の跡地の再開発をめぐり、地権者などでつくる団体は、外資系の有名ホテルブランドを誘致できる可能性が浮上したとして、事業計画のうちホテル事業を再検討すると函館市に報告しました。

函館駅前の「棒二森屋」の跡地の再開発をめぐって去年11月、函館市は地権者などでつくる再開発準備組合が提出したマンションやホテル、商業施設などが入る複合施設を建設する総事業費230億円あまりの計画を受け入れました。
この計画に関連して再開発準備組合は、国際的に知名度の高い外資系の有名ホテルブランドを誘致できる可能性が浮上していると明らかにしました。
その上で、函館市に提出した計画のうちホテル事業について再検討したいとこのほど市に報告しました。
これにより、4年後を目指している開業の時期にも影響が出る可能性がありますが、再開発準備組合は、「誘致が実現できればインバウンドの集客とともに商業テナントの誘致にも好影響が期待できる」としています。
函館市は、「函館の将来にとって非常に大事な場所になるので、さらにいい提案が提出されることがあれば歓迎したい」としています。